ペイオフ解禁後の破綻

経営破綻した日本振興銀行
http://www.asahi.com/business/update/0910/TKY201009100196.html?ref=reca


驚いたのはペイオフが解禁され、預金は1千万円とその利息までしか、保護されない
と分かっているのに、なぜかそれ以上の額を預金していた人の多いことか。
危機意識がなさ過ぎるというか、まあそういう人にとってはその額もはした金なのか。
記事にある、男性(73)は預金額は3千万円だそうで、
「2千万円が消える。本当にショックだ」と、入り口の扉をガタガタと揺すって
悔しがった。そうだ。
まあ、記者の着色もあるだろうが、想像しただけで、まるで漫画のようで、
端から見ていると、ほんとアフォだなあという感覚しか感じない。
愚か過ぎるだろう。


色々な当事者らの発言を聞いていても、今1つ分かっていないのではと感じるのは、
経営のしっかりしたところを選ぶべきだったとか。
問題はそこではなく、各銀行に最大1千万までしか貯金しないようにすれば良かっただけだ。
利率が高いということは、それはそれで魅力だし、メリットがある。
すぐ必要なお金でもない限り、破綻しても保証されるのだから、1千万まで預金する
のは何の問題でもないわけだ。


まあ、このように頭も使っていないのに、沢山の資産を持っている人は
たくさんいるのだろう。その人がどういう経歴で財を蓄えたかは分からないが、
先祖からの資産とかそういうのだとしたらおかしい。
以前から言っているが相続税は税率50%で良いと思うのだが。