情弱

インターネットや携帯電話など、様々な情報を収集できる機器にアクセスできない
ことによる、知識水準の格差が問題に挙げられてきている。
いわゆる情報弱者と言われるものだが、元々高年齢者など、新しい機器を導入したり
使ったりするのに、障壁のある人が、それが使えないがためにさらに新しい情報を
入手しずらく・・・
と、どんどんスパイラル的に無知度が高まってしまうものだ。
これは本人の努力の問題だと、個人的には思うのだが世知辛い世の中だとは思う。


一方、自分のサイエンスの世界でも最近この情報処理能力というものの重要性が
ますます高まっている。色々日夜出る新しい情報を如何に利用できているか。
氾濫する情報の中で、如何に重要な情報のみを選別できるか。それが問われているし、
それができる人が勝ち残れる。
本来出来る人は、人から聞く話とネットから集める情報を明確に区別し、情報処理できる。
それぞれの利点を相互から抽出できるわけだ。
今や、どこから情報を得るかの境界などない。どちらのアクセスビリティーも高く
できるよう、能力を確保し、これからの情報戦争に勝ち残っていくことが重要なのだろう。