汚染米

とりあえず、自分は今年の新米を買わなくて済むように1年分の去年米を備蓄してある。
1作過ぎれば、まあ来年の新米がセシウム汚染される可能性は低いと見ている。
福島産のコメから相次いで暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題は、
カリウムを含む肥料が少なかった水田で生産されたコメに多く見られたそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111225-00000547-san-soci


以前も書いたがセシウムカリウムは同じ1価の陽イオンで吸収特性は非常に似ている。
これは輸送系のタンパク質が両者を区別できずに輸送することに起因する。
何ともまあ、低次元な原因というか、そんなこと始めから予想されることだ。
始めに農家は例年以上にカリウムの施肥に気を付ける必要があった。そんなことも
知らないで農業をやっているのかと言いたい。
結局は作付けした農家の責任ではないか。一部の農家が原因で福島全体のコメが
汚染されているように消費者からは見れるわけだ。
農政は作付けを停止するほどの土壌汚染がないことを確認し、普通に作付けを認めた
訳だろう。それは基準値以下だというだけで、まさかカリウム施肥が不十分な状況まで
想定していなかったのだろう。


本来は個々の農家が細心の注意を払う必要がある。ほんと食の安全に関して、
農家は信用できない。