最近はネットの記事とか読めば大方事が足り、本を買って読むことが非常に少なくなった。
本そのものもあまり魅力的なものが出なくなったように感じる。巷では本屋さんが
減っているらしい。ネットで色々な情報を取るようになり本の必然性は減っている。
新聞さえ1ヶ月3000円払っているのは勿体なく感じ始めている。


とはいえ、本はやはりすでにまとまっているという利点がある。ネットで調べれば
分かるような情報でも、その内容が正しいか、あるいは自分の理解が正しいか、
色々な疑念店が残る。本の場合、ある程度信頼できるところならば、後は自分の
理解が正しいかと、その内容の是非について自分が判断できさえすれば良い。
すなわち、自分が内容の神髄を把握するという一番面倒で大変なところが省けるという
利点がある。これは実は非常に重要なところ。
人が言ったこと、まとめたことを批判することは簡単だが、自分は意見をまとめて
言うことは非常に大変なわけだ。本というのはこの大変な部分がそでにまとまっている
という大きな利点がある。
ネットの情報ではそこまではなかなか要求を満たし切れていないところ。誰かしらが
言っていたように、嘘を見抜ける力が必要で、これが実はかなり大変な事なのだと思う。