下落とバイオ関連企業

株価の下落が続いている。
自分的には短期的な12000円までの下落は完全な想定範囲。注目点はそれより
下があるか。
また戻りはどの程度になるかだ。
今年の年高値が先月になるのはもうほぼ確定と見る。よってその値に近づくことが
今後あれば、相当な売りポジションが可能だろう。


バブル相場ははじけつつあるが、まだにバイオ系など一部のテーマのバブルは続いて
いるようだ。バイオは国策で人気があるようだが、これまで企業化には何度も
失敗している分野。それにIPSなどの再生関連医療は保健医療では到底無理だから、
今後日本の医療制度の大幅な変更があって初めて潤う分野で、現時点での収益の実現化
は全く見通しが立っていないと見るのだがどうだろう。
すなわち基礎科学として再生医療が現実的になるのはいつかという壁以上の壁が、
医療行政上存在する。
そんなものを乗り越えて行くのは厳しいだろう。


だからタカラバイオなども効果の怪しい健康食品分野で収益確保するなどせざるお
得ない訳で、バイオ関連企業の収益化は現実的に難しいと思うのだが。