バローのネタの続き。
バローは冷凍食品が常に４割引きで、一部曜日は半額特売という商売をしていた。
これは二重価格になるのでは、と疑問を感じていた。株主としてもこんな小賢しい商売は
するなと言いたかった。
調べるとすでに４月に消費者庁が景品表示法違反（有利誤認）の恐れがあるとして,
行政指導をしていた。
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/130425kouhyou.pdf
先日、バローに行くと、通常の４割引きは行政指導を受けて止めることにしたと
告知があった。まあ、ルールとしては通常価格があって、割引の意義があるものだし
問題は通常価格というのがほんとなのかどうかだ。冷凍食品の多くはメーカーが
希望小売価格というものを示していないようだが、実際納入価格から、一般的に小売業が
上乗せする利益水準加えた額と比較してどうなのかが、ポイントだろう。
行政指導があったから止めましただけでは、そこらへんがどうだったのか全く分からない。
一部曜日に半額特売をしていれば、自分のような人間は４割引の時に買うことはないが、
４割引がなくなってしまうのは、消費者に取っては損でしかない。本来、有利誤認の
可能性を懸念するのであれば、表示している標準価格（あるならメーカー希望小売価格）が
適正だったのかどうかを、消費者庁には突っ込んで貰いたいところだが。
いずれにせよ、バローには小賢しい商売をするなというのが、株主かつ消費者としての
自分の意見だ。
