原発ゼロ

どういう意図があったのかと勘ぐりを入れたくなるが、元小泉首相原発ゼロを
目指すべきだと講演したのは、自民党の人間がとしてはちょっと驚きだ。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013100290102902.html


今の経済状況だけを考えたらなかなか言えないし、受け入れられないことだと思うが、
やはり引退したのと、自身が歳を取って後代のことを考えてと言うのがあるのだろう。
これから随所にこういう意見が出て、代替えのエネルギー政策が徐々に確立して
いけば、方向としては原発ゼロをちゃんと目指す方向になるのだろう。


電力会社や一部企業はこれまで国の原子力政策で甘い汁を吸ってきた。火力発電比率を
上げたら赤字になったというのは、如何にその甘い汁で高給を受けてきたかと
言うことだろう。以前も書いたが、電力会社の社員給料は国家公務員並に引き下げる
べきだ。今の削減された状況であっても、東電はまだ国家公務員平均より高い。


ただこれも以前書いたが、日本が原発ゼロになっても、中国がちゅどーんとやれば
同じ事。中国の大気汚染物質が日本に来ているが、同様に放射能も日本に来る。
結局、脱原発というのは世界レベルで訴えて行かないとダメなのだろう。