配偶者控除

安倍総理が専業主婦がいる世帯の所得税を軽減する配偶者控除の縮小・廃止を検討する
よう指示した、とのこと。
この関連は過去何度も頓挫している。おそらく反対勢力があるのだろうと思うが、
女性の社会進出の妨げになる、税制は当然廃止すべきだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140319-00000097-mai-bus_all


当然、今働かずに控除のみ受けている専業主婦からすれば実質増税となるわけだが、
働く目的はお金を得ることと、コミュニティーに所属すること。その両者の意義が
あるわけだ。今のシステムではお金の部分でむしろ損をする、そんなシステムではダメだ。


実験のお手伝いさんの雇用もいつもこれに悩まされている。大学などの研究機関も
最近はコンプライアンスが厳しくなって、通勤にかかる交通費も明確に収入に含まれる。
これにより、少し遠くから交通費を使ってくる人は、配偶者控除枠の範囲だと、週に
20時間さえ働けない状況がある。扶養枠を超えてしまうと30時間働いても通算で
損となってしまうので、結局そういう人は続かない状況となっていた。
優秀な人材の能力発揮が税制によって抑制されているのは勿体ない話だ。
早急に廃止して頂きたい。