代ゼミの縮小

大手予備校、代々木セミナールの大幅な事業縮小。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140824-OYT1T50008.html?from=ytop_main3
自分は大学入試で結局滑り止めの三流私大に入学してしまったから浪人はしなかった。
しかし高校3年の時は高校が名古屋駅に近かったせいもあり、代ゼミに通っていた。
少子化はすでに分かっていたことだが、ここに来ての大幅な縮小というのはどういう
ことなのだろうと感じる。
地方都市のなくすのは良いが、模試や入試集計を止めてしまったら、そもそも情報力
での負けてしまう。これは他の競合予備校との競争に負けたということなのだろうか。


大学全入の時代と言われて、従来大学には入れないような学力の学生でも、大学に入る
から、確かに大学はまだ思ったほど破綻していない。しかし結局、勉強しなくても
入れる大学に入る学生は予備校にも通わないのだろうと思う。
結局難関校のみに対応するクラスさえ維持しておけば良しで、模試や入試集計なども
そこだけを対象にすれば良いという判断なのだろう。


そもそも大学としては努力する能力も含め、潜在能力の高い学生がほしいところ。
付け焼き刃な入試対応テクニックだけで合格してくる学生が一番いらないわけだ。
予備校は今後どのような社会的責任を果たしていくのだろうか。