夏至

今年も夏至が過ぎ、ここからは日が短くなる。
学術的には短日というが、日が短くなるのに応答して、花を咲かせる植物がある。
今や日長に対する応答の遺伝子も決まり、そういうのの影響は関係ない、四季成りと
言われる性質を司る遺伝子も分かった。これらの遺伝子発現を調整できるように
育種を行えば、自由自在に花成はコントロールできる。実がなる果物など、四季成り
の方がうれしいわけで、自分は徐々に農作物は農家や輸入に頼るのではなく、一人一人が
趣味を兼ねて育てれば良いと思っている。
病害虫に対する抵抗性、栽培のしやすさなど、今後どんどん改良された品種が出回るだろう。