コンクリ殺人

コンクリ殺人で服役した元少年が、去年5月に監禁致傷事件を再犯した件の判決が
あり、懲役4年とのことだ。
http://www.asahi.com/national/update/0301/011.html
コンクリ事件そのものは映画やノンフィクション小説化などで有名だし、インターネット上
でも、実名や現在の状況等そこら中に出回っていた。
それ程まで、類を見ない凶悪事件であったわけだ。


その内の1少年だった人間が再犯したと言うことで、裁判の行方に注目していた。
求刑7年に対し、懲役4年。ってことはおそらく3年以内には仮出所となるだろう。
2月7日のブログに、更正余地のない犯罪者をどうすべきかという話題を出したが、
まさに、この人間が仮出所したら怖いなあというのが本音だ。


裁判官は「前科が周囲に知れ、職場での人間関係に行き詰まるなどの事情があり、
更生意欲をそいだ面も否定できない」と、再犯に一定の理解を示している。
「今度こそ本当の意味での再出発、人生のやり直しを期待しています」と、まとめているが、
はっきり言って現状の懲役制度では到底更正は無理だろう。


今度こそ、前科は明確に周囲に知れているわけだし、暴力団とのつながりもすでに出来ている。
出所後、どういう生き様を歩むか容易に予想できやしないか。
新たな被害者が生まれないことを願う。


こういう人間に対し社会はどうすべきか、真剣に考えるべきだろう。