プロ野球セリーグ開幕

4月1日、待ちに待ったプロ野球セリーグが開幕した。
我が応援球団、中日ドラゴンズは2試合連続さよなら勝ちと劇的なドラマを展開している。
第3戦もうまくすれば勝てた試合だったので惜しい気もするが、まあ2勝1敗なら良しとしよう。


さて、この3戦を見ての今年の中日ドラゴンズの今後の展開を予想してみる。
まず、言うまでもなくタイロン・ウッズの加入は打撃面で大きなプラスだと実感する。
まだ、荒木・福留の調子が上がっていないが、それでもこの程度の得点力があるというのは
去年・一昨年とは大違いだ。
クリーンアップが1年間、怪我無くやってくれれば、かなり期待できるだろう。


投手も悪くはないが、懸念は中継ぎ陣だろう。岡本は去年と比較するとかなり調子が悪いし、
落合は先発に回るようだし、若手やルーキーを中心に中継ぎを回すようだが、第3戦の
状況を見る限り、高橋や鈴木はかなりやってくれてはいるが、これで1年間通すのは
無理だろう。
今後、どういった編成で行くのか、落合監督の采配に注目だ。


先発に関して、ルーキー中田は良いボールを投げるが球種が少なく、また腕の振りで
球種を予想されているようにも感じる。
力の籠もった直球はファールでカットされ、変化球を狙い打たれている。
もう一皮剥けないとダメだろう。


台湾から来ているチェンの投球は初めて見たが、ちょっと期待外れだ。
下半身が安定しておらず、これでは細かいコントロールを要求するのは無理だろう。
球速もそれ程ではなく、左のワンポイントなら使えるかもしれないが(それでもいきなり
四球とか出しそう)、先発要因としては厳しいだろう。


後は抑えの岩瀬がまだ登板していないが、問題ないだろうと思っている。


次のヤクルト戦、山本昌・朝倉・落合と来るのだろうか。ベテラン陣と再起をかける朝倉が
どのような投球をするのか楽しみだ。


他球団に関しては今年の巨人は弱そうだ。優勝の対抗馬はやはり巨人だと思っていたので、
この調子だと案外楽に連覇ということになるかもしれない。
気が早すぎるかな。