中日ドラゴンズ、巨人を3タテ

良い感じだ〜。
前回の巨人戦の負け越しを取り返す3連勝。
投手陣も全体的に調子が安定してきたようだ。岩瀬の故障の不安はあるが、
仮に岩瀬がいなくなっても岡本・平井である程度まかなえるような目処も立ってきた。


打撃面でも調子を落としている打者もいるが、全体が低迷した状態ではなくなった。
タイロン・ウッズは小指の亀裂骨折の影響を含め、らしさが完全になくなっている。
彼のプライドとの検討になるが、一度スタメンから外すことも考慮すべきステージだろう。
とはいえ、とくに弄らなくてもこの状態でも全体としては悪くない。


今日の7回の同点劇。荒木の走塁はすばらしかった。
中日ドラゴンズらしさが出たシーンであったが、打者の井端が本塁走塁の間にセカンドベースに
行けていなかったのはミスだろう。
あそこでセカンドまで行っていればその後の安打がタイムリーとなり、この回で勝ち越せた。
そういう1点を大切にする野球を進めてほしい。
でも全体的に面白い3連戦だった。


一方、巨人。
弱い強いとか、選手の能力以前にチームがバラバラな感じがある。
勝ちゲームだろうが負けゲームだろうが、出てくる中継ぎ陣がほとんど同じ。
これでは中継ぎ陣もやる気を失うだろう。前田とか可哀想だ。
堀内の休養も十分ありそうな雰囲気だ。


マスコミも清原の500号ホームランしか話題がないのかと言いたくなるくらい、清原を
持ち上げている。そもそも彼の栄光は西武ライオンズ時代が中心で、他のFA選手と同じ
ように、巨人に移ってからは完全に尻すぼみだろう。
仕事でもそうだが選手(構成員)の持っている能力を最大限引き出せて、生かすことが
できる職場が良い職場である。読売ジャイアンツはこの逆の場であると感じる。


ジャイアンツファンはこういう巨人の野球を見ていて面白いと感じているのだろうか。