ドラゴンズ立ち直り?

我が中日ドラゴンズの調子がどん底の機を脱したように見える。
5月26日に楽天戦3連敗となるボロ負けのゲームが大底だったようだ。
その後、ソフトバンク戦・西武戦と連続で2勝1敗の勝ち越し、今日も日本ハムとの初戦を
取り、これで交流戦2周目は5勝2敗となかなか良い成績だ。


バッターの方はそれぞれの選手が絶不調の時期を脱し、上向きになっているのが良い。
しかし、ピッチャーはちょっと不安だ。今のところ安心できるのは川上だけで、後は前回
好投したドミンゴか。山井は全然ダメだ。球自体は悪くないのだが、どうも突然おかしくなる。
心配なのはセットアッパーと岩瀬。今日もそうだが、ここのところ岡本・岩瀬が調子良くない。
なんとか、勝ってはいるが危ないシーンが多いのだ。彼らが使えなくなると今後の展開が
大きく不安なものとなってしまう。
新戦力にももっと期待したい。


数年前までドラゴンズのエースだった野口。どうも本人の調子だけでなく、首脳陣とうまく
いってないところがあるようだ。元々今年、トレード要因だったのだが、交換相手は見つからず、
残留となった経緯がある。残留となった以上、がんばってほしいのだが難しいようだ。
大方の予想では、交流戦終了後に楽天に無償譲渡か、かなり安い値での金銭トレードになる
と言われているが、どうだろうか。今の首脳陣とはうまくいかなくても、まだまだ十分
やれるのではないかと思う。勿体ない感じもするが、新天地で活躍できるのなら、その方が
良いだろう。どうなるか。


去年、自分の不甲斐ないピッチングに腹を立て、利き腕でベンチを殴り骨折した、
ソフトバンクの杉内。あのニュースを聞いた時、自分は「こいつアホだな」と思った。
自分の理性をコントロール出来ずして、相手との駆け引きを含めたまともなピッチングなど
出来まい。
が、今年は絶好調で2ヶ月連続のMVP。去年の反省の元、さらに大きく成長したと
いうことだろうか。結局のところ、アホではなかったのか、あるいはアホでも天性が
あれば、大活躍できるのか。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20050603-00000031-kyodo_sp-spo.html