東大でもデーター捏造

こんな話題ばかり出て来ている。ちょっとくどいようだがまた捏造の話題だ。

東京大学多比良和誠教授、川崎広明助手の研究グループがおこない、これまで多くの
有名論文になっていた一連の仕事に疑問の声が相次ぎ、東京大大学院工学系研究科は13日、
「結果を裏付けるデータが確認されなかった」との調査結果を公表したとのことだ。
http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY200509130354.html


この多以良教授の研究室、以前から黒い噂がもちきりだったらしい。
特にこの川崎助手の仕事に関してはそうらしい。
http://www.jaist.ac.jp/gakusei/zairyo/pdf/12.pdf


今回のケース、再現が取られないことから学会が動き、東大に調査依頼がなされ、
今回の会見結果の結論が出たとのことだ。
以前にも言ったように、独立行政法人化して大学間競争はますます激しくなっている。
これまでなら、なあなあに見て見ぬふりが多かったことが、こういったはっきりした動きに
繋がって来るようになったということだろう。
まだまだ、噂を聞くラボはたくさんある。厳しくこういったことは制裁を受けるべきである。


この研究には多額の国民の税金が投与され、そして、結果を元にたくさんの人が次のステップの
実験に挑む、もちろんそれにも多額の国民の税金が投与されている。


大阪大学の下村伊一郎教授のデータ捏造事件。近いうちに調査結果が出るらしい。
関係者の懲戒処分は当然にしても、無駄に使われた国民の税金に対して、関係者や大学は
どう責任を取るのか注目だ。