万博閉幕

今日、愛地球博が閉幕した。
入場者数は目標の1500万人を大幅に上回る2204万9544人を記録したそうだ。
http://www.asahi.com/life/update/0925/004.html
まあ、企画者側は入場者はもっとも簡単に数えられて評価される指標だから、とにかく
大勢の入場者が来るように努力して、この結果になったと言えるだろう。
景気回復も入場者数を増やす要因になっただろう。


各外国館などは展示より商売に躍起で、相当日本円を稼げたのではないかと思う。
はっきり言って、腹が立つような客に対するゴマすり揉み手商売だったようにも感じた。
こんなに外国の珍しいものが人気あるならネットで販売しても儲かりそうな気もする。
しかし、実際はいわゆる催眠商法に近いもので、あの並んでまでも買おうと言う人がたくさん
いることが、買わせるのには重要なのだろう。


入場者は多かったが自分が知りたいのは、延べの入場者数ではなく、実際に1回でも行った
という人は何人なのかだ。
「185日の全期間入場、56歳主婦が“皆勤賞”」というのがある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000036-mai-soci
まあ、本人の勝手ではあるが、この全期間入場券(1万7500円)の制度はどうだったかな
と思っている。先にあるように入場者を増やしたいのには役に立った。
が、実際重要なのはそれではないだろう。
この人、トヨタ館は20回、電力館は139回見たそうだ。どちらも見たい人がたくさんいて、
長蛇の列の出来ているものだ。やはり、大勢の人に見て貰うことが最も重要ではないかと思う。
電車のチケットなどは多忙期には使えないものなどある。この全期間入場券も平日限定とか
9月の多忙期には使えないなどするべきでなかったのかと思っている。


いずれにせよ、今後どういう経理状況だったか公表されてくるだろう。
自分は結局4回行ったことになるが、入場日数分布など知りたいものだ。