公務員の制度改革

くどいようだが、公務員の給与がらみでもう一回。前回、前々回のブログを見て感じられた
方を多いと思うが、結局、公務員制度の問題点はそのめりはりのない給与体系にあるものと
思う。
民間との平均にこだわった弊害かもしれない。
一方、国家公務員と地方公務員の待遇の差が存在するのも大きな問題点だ。


国債の赤字が注目されるが、地方債の赤字も相当なものらしい。この件に関して、県ごとの
地方債発行額と、赤字額がリストになったようなWEBサイトを探しているのだが、
どこかにないだろうか。地方財政も苦しく、こちらの改革も進められなくてはならないのだ。
6/19のブログにも書いたが、本来、住民税で行われなくてはならない、ゴミ処理経費に
対し、追加の負担が何故か生じている。こんなことが認められるのはおかしいのだ。
http://d.hatena.ne.jp/cell2005/20050619



制度改革するなかで、不必要な部署の人材は減らすべきだし、派遣やアルバイトに変える
ことは重要だろう。どんな仕事が重要で、どんな仕事は単に人がいればOKなのか、実際
関わってみれば簡単にわかりそうだろう。
市役所の窓口業務。外眼には派遣員で十分な仕事に見える。それともすでに、そうなって
いるのだろうか。


三重県が埋め戻し材として認可した、石原産業のフェロシルト。
単に県職員が書類に不備がなければOKと言う程度の審査であれば、これもまた派遣員で十分だ。
最終決済だけを偉いさんがやったら良い。
石原産業はすでに過去にきな臭い事件を複数起こしているわけで、そう言った知見、
化学工業、産廃技術などに長けた職員が入れば、もっと突っ込みを入れられるのだ。
本来こういったことも含めて、仕事してこそ、公務員の存在意義があるのではないかと思っている。
県にそこまでの権限がないなら、話を戻してその業務に県職員をさく必然性はないと思うのだ。
だれでも出来る仕事をやっていても、やる気は出ないだろうし、本来必要性を十分に感じない
仕事をやっていても、やる気を高められないだろう。


また、給与というのは生活のためだけに貰うものではなく、個人の仕事に対するプライドにもなる。
いくら仕事が面白くても、ハタとこんな安い賃金でと気づく時、むなしい気もするだろう。
やる気を持って公務を行う。公務員としての基本だが、そのための制度改革は色々必要だろう。