たばこ税

たばこ税の増税が議論されている。児童手当拡充の財源としてとあるが、まあ目的税なんて
すべての税金が目的税でない限り、結局のところ他の税金と均等化されるので意味がない。
あくまで増税の理由付けでしかないのだが、それでもこの増税には賛成だ。


たばこ価格が500円に上がれば、51.2%が禁煙し、71.5%が吸う本数を減らす。
1,000円になれば73.4%が禁煙する。とのことだ。
http://www.kin-en.info/release_051214.html
禁煙に関しては以下の日にも書いている。
http://d.hatena.ne.jp/cell2005/20051019
http://d.hatena.ne.jp/cell2005/20050313
元々依存症の人を救うためにも、出費がかさむことと絡めるのは有効だろう。
いきなり1000円というのは無理だろうが、毎年50円ずつ上げて、15年後には1000円に
なりますよ。という感じで年々上げて行くというのはどうだろうか。先を考えれば考えるほど、
どこかでは止めなくてはいけないと思うわけだろうし、たばこを始めようとする若者は
吸いたくても買う金がないだろう。
医療費増大による外部不経済もなくなり、良いことではないかと思う。
この場合、たばこの売り上げが減り、税収が減るのは困るなどと考えてはいけない。
喫煙者が減ること自体は社会においてメリットが大きいのだ。