浅田真央

アイススケート浅田真央がGPファイナルでロシアのイリーナ・スルツカヤを破り優勝した。
わずか15歳でこの偉業を達成だからすばらしいことだ。将来がとても楽しみと言えよう。


この件で話題になっているのが、来年2月のトリノ五輪での選考に関することだ。
浅田真央には国際スケート連盟(ISU)が定めた年齢制限のため、元々トリノ五輪への
出場資格がないのである。これはすでにルールで決められてことであり、以外なことではなく
元々ないのである。にもかかわらず、一部の人やマスコミがこれだけの選手が出場できないのは
けしからん等とのたまわっている。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20051218&a=20051218-00000129-kyodo-spo
全く、馬鹿ばかしい話である。スポーツというものは元々ルールがあるから成り立っている。
プロ野球、投手が投げるボールの大きさが自由だったらどうなるか。ゴルフボールからハンドボール
の球まで変幻自在に投げ分ける投手が出てくるかもしれない。これはこれで面白いかもしれないが、
少なくともこれでは野球ではなくなる。
スポーツなんてルールで雁字搦めなのだ。そのルールを顧みず、一人の選手が出てきただけで、
このような論調が出るのは全く理解できない。出場資格がないのは可哀想だという人の気が知れない。


自らルールを作って守らない、読売ジャイアンツの典型パターンだが、こういうものこそ
批判されなくてはならないのだ。万一、特例などと言うことになったら、それこそマスコミは
大批判しないといけない。そういう常識が現在のマスコミにあるのだろうか。


次回オリンピック、19歳になった浅田真央が完全無敵な選手になっていることを願っている。