Rという計算・統計に使える言語がある。S言語の無料版というふれこみだ。
以前から興味はあったのだが、最近WEBサイトとか本とかが急速に出てきて、勉強できる
環境が整ってきた。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/
よって自分もやってみようとばかり、何冊か本を買ってみた。
ISBN:486167039X
ISBN:4901676970
目を通してみるとなかなか良いのではないか。数学や物理の専門家ではないから、数式を
色々いじることはないが、いわゆる有意差検定(実験結果の差が偶然なのか、意味があるのか
判断するのに使える統計学的検定法)などは良く使っている。


対抗馬はマイクロソフトのエクセルということになるのだろうが、スクリプトとして使う
となるとエクセルはそれこそマクロの勉強等大変だ。Rならそれほど苦労なくできそうだ。
なにぶん、無料と言うのが良い。
マイクロソフトもオンライン認証など権利保護のエネルギーを費やしている。
まあ、ソフトウェアハウスとしては当然なのだが、そうなると過去に比べて不法コピーが
減り、相当売り上げが増えているのではないかという気がするが、ソフトの単価は全然
下がっていない。どういうことなんだろうか。
自分はウィンドウズマシンを計5台持っているが、ソフトウェアが1台1本というのは
どうも納得しがたい。あるソフトを、どのパソコンでも使えるようにしようとすると
5本も同じソフトを買わなくてはならないのだ。これら5本が同時に使用されることなど
ないのにだ。


そんなこともあって、こういう無料のソフト(GRLライセンスというらしい)には注目している。