自爆議員

一体、民主党はどうなっているんだろう。
永田寿康衆院議員の「ガセメール」事件。
まさに以下の記事だが、なぜこんな怪しい物を鵜呑みにできるのかが、まず理解できない。
http://www.asahi.com/politics/update/0228/002.html
ネット上には作成者がわざと嘘の話を書く、いわゆる「釣り」というものがいくらでも
存在する。最近のデータ捏造事件ではないが、デジタルデータなんていくらでも書き換え
られるし後も残らない。それ自身、到底単独では信頼できるものではないのだ。
さらにこのメールの場合はさらにもっと怪しい。普通名前で@堀江なんて書かないだろうし、
送信者・受信者の情報もおかしかったらしい。
永田氏本人がなぜこれを信じられるのか、そして、質疑に使うまでのどうして誰も、おかしい
という認識を持たなかったのか。
まさに自爆だ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060228ic24.htm


呆れるのはその後の方か。メールの確証性などや、対応を巡って党内がバラバラだ。
今日の本人の謝罪会見、しかし、送金メールの真偽については「全く事実無根なのか、
一定程度の事実を含んだものなのかは現在も様々な調べが残っている」と述べている。
これでは、当たり前のことだが謝罪会見にならないだろう。
で、後になって前原代表が出てきて、メールは本物でないと言う。物事の順番というか
打ち合わせというのが全然できていないのではないかと思うのだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0228/012.html
いや、たぶん実際そうなのだろう。そもそも、自民党以上の派閥争いがあるのだろう。
派閥間はもはや敵で、今回の件で「これで前原失脚だな」とほくそ笑んでいる党員も
たくさんいるのだろう。


そもそも、主義の異なる政党が集まってできた第2政党、まだ、旧社会党の方がマシだった
のではないかとさえ思えてしまう。