筑波研究学園都市

へき地?筑波から帰ってきた。前回書いたように本当に驚きだった。すでにずいぶん前から
筑波大学は周りに遊ぶところがなく、精神的におかしくなる学生が多かったり、やたら学生
結婚率が高いなどという話はあった。
確かに自分が見ても、ここで学生や職員になったらよほど気分転換をうまくやるか、
気兼ねなく心が開けるおねーちゃんとかが近くにいないと、ほんと精神的にやられそうな
気がした。大学という場所は勉強だけでなく、色々な社会を学ぶ所でもあるわけで、
やはりヘテロな環境が重要ではないかと思う。周りほとんどが学術的なことや、企業の
研究・開発関係者ばかりというのは健全な地区ではないだろうと思う。
筑波学園都市を造ったのは国の政策だとは思うが、これが正しいことなのか、自分には
あまりそうとは思えない。
でも逆に自分の出た大学はもう少し学際的な雰囲気があっても良いのではと言うくらい
学問とは縁のない雰囲気だった。そういう観点からすると筑波大学などは少し羨ましくも
思えるのだ。


しかし、つくばエクスプレスはなかなか良かった。秋葉原から40数分で着いてしまう。
これは速い。
小山や高崎から新幹線通勤する人も多いと聞くが、この沿線の方が、それよりは遙かに
近いし、交通費も安上がりなのではないか。実際、流山辺りは急速な宅地造成が進んでいた。
不動産屋などは相当儲けているのではないだろうか。