ジャイアンツ独走か・・・

我が中日ドラゴンズ。先日までの東京ドームでの巨人との3連戦は前回のナゴヤドーム
同様、1勝2敗の負け越し。これでゲーム差は4に開いた。まだ、ゲーム差など云々言う
段階ではないが、現在のドラゴンズのチーム成績。打率2割5分7厘で4位。防御率4.24は
5位。得失点差−18点は5位。失策数13個は4位。これでチームは2位なんだから
落合采配のすごさということだ。
いずれにせよ投手が悪すぎる。先発も6人揃っていなく、現在実質4人。川上・マルチネス
山本昌・中田だ。これでは今後6連戦の続く日程でどんどん落ちていくことが目に見えている。
川上はやって当たり前と思ってはいるが、中5日で回すと調子を落とすことは去年で分かって
いる。どう考えても駒が少なすぎるのだ。


一方、巨人は強い。金の力で良い選手を取っているのだから当たり前だ。
去年までは堀内という頭脳があまりにも酷かったので、それでも勝てなかったわけだが、
普通の監督ならこうなって当たり前だろう。
巨人が絶好調でも相変わらず巨人戦の視聴率は低迷しているようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060501-00000059-kyodo-ent
これも当たり前の結果だと個人的には思っている。それでも、実際本当にそういう結果が
出て、プロ野球界のお偉方はどう感じているのだろうか。


余暇の過ごし方や娯楽が多様化している。得点経過ならインターネットで見ることができる。
そういういう要素もあるだろうが、やはりなんと言ってもスカウティングから育成、練習、
采配、チームワーク、選手の力、これらが重なりあって各チーム切磋琢磨するからプロ野球
面白いのではないだろうか。そこに資金力という不公平要素が顕著に出た時点で、
楽しみはすべて失われたのではないだろうか。ゲームはすべてバランスが大切だろう。
勝てるはずのないものを楽しめるわけもないし、のめり込む人などいないだろう。
これが現在のプロ野球人気の低迷の根源だと自分は確信しているのだが。