村上ファンド幹部がインサイダー取引の疑いで、事情聴取を受けているとのニュース。
ついに出たかと言う感じ。はっきり言ってインサイダー取引なんて、証券会社を含め
叩けばいくらでも出てくるのではないか。村上ファンドもこれまでの経緯で、十分
灰色だったように見える。まさに叩けばいくらでもホコリは出る。
地検に目をつけられた時点でまず何らかの違反行為は出てくるだろう。
http://www.asahi.com/national/update/0601/TKY200606010351.html
問題点は今回聴取の原因になったライブドアとの関係のみに限らないだろう。
いずれにせよ、問題行為があれば例え見せしめ的でも、逮捕が必要だろう。彼らが
どのくらいのリスクを背負って、ファンド運用していたか非常に興味あるところだ。
また、村上ファンドが拠点をシンガポールに移したもの、今回の聴取とも関連している
かもしれない。何だかんだ言ってもお金の沢山稼いで、相当にちゃんと税金として納めて
頂ければ、国としては一応ありがたい組織ということもできよう。
が、日本で税金を払わないという根性であれば、国も目の敵にして悪事を暴きにかかる
だろう。元通産官僚の村上世彰氏になら、そこらへんの感覚があっても良さそうなのに
とも感じる。これはあまりにも功利主義だったのではないだろうか。やはりホリエモン
と同じで、やりすぎるとだんだん神経が麻痺し、この程度なら問題ないと思えるような
行為を平気でやってしまうのかもしれない。
ホリエモンが言った「生き急ぎすぎたのかもしれない」という言葉がまさしく合う
のではないだろうか。
さて、ホリエモン・村上と続き、次に来るのは前から言っているソフトバンクの孫・北尾
ではないかと思っている。週間東洋経済にもソフトバンク系列会社の問題行為が書かれ
いたようだ。ソフトバンク系の株をもっているのは極めてリスクが高いと思っている。
