ワールドカップサッカー

自分はプロ野球には関心があるのはいまさらだが、単に中日ドラゴンズファン・アンチ
ジャイアンツであるだけでなく、プロ野球の戦術そのものもよく分かっているつもりだ。
自分自身はスポーツがあまり得意でなく、いわゆる理屈でスポーツを考える人間なのだが・・・
だからテニスなど自分がやるもんなら周りからは下手なくせに屁理屈が多く、ちっとも
人の教えを聞いてくれない・・・と怒らせてしまうのだ。まあ、運動神経のなさは
かなり自信があり、人の言うとおりにできないというのもある。
で、話を戻すと野球は詳しいが、サッカーは全然詳しくない。ルールもよく分からないし、
ポジションの戦略なども、色々あるのは知っていてもそれぞれの長所短所など分からない。
そんな自分が見ていても、ワールドカップの日本代表は世界水準のレベルに達して
いないと思った。マスコミの評論などでは惜しかったとか、オーストラリア戦の残り
8分をなんとかしていれば、決勝リーグに進めたなどと根拠のなさげなことを言っている
評論家もいるが、自分の目にはこの結果が当然で、到底まだまだだという感じに
見えた。


Jリーグが始まったのはいつだったか。日本でサッカーのプロリーグができたことで
サッカーというスポーツの人気が高まり、注目を浴びることで日本サッカーのレベルが
もっとあがることが期待された。しかし、ドーハの悲劇から前々回、前回のワールド
カップの戦いと比較して来てみると、なんというか進歩というものを全く感じないのだ。
これは一体全体なにが原因なのかよく考えなくてはいけない。
http://wc2006.yahoo.co.jp/hl?c=event&a=20060624-00000111-mai-spo
これは川淵会長の確信犯だと思うが、トルシエジーコオシムと監督が変わる中で、
日本の協会が目指す方向は明確にあるのだろうか。選手や指導者・統括者の世代交代も
問題で重要なことだ。川淵会長というのは問題ないのだろうか。また、若手選手が全然
育ってないらしい。
Jリーグによるプロ化が逆に高校生など精神的に未熟なうちにちょっとうまいと
祭り上げられ、浮かれさせてダメにしてしまっているのかもしれない。


サッカーしか遊びがないような開発途上国や、兵役免除という大きな飴のある韓国など
と異なり、日本でサッカーをやる人は限られているのもある。どうしたら良い育成が
できるのか良く考えねばならない。