ジャイアンツ弱すぎ

北朝鮮の話題はあえて止めておこう。
巨人との3連戦。我がドラゴンズはその前に下位の広島戦に2敗1分け。対する巨人は
上位の阪神に2勝1敗と、チーム状況を考えると始まる前は心配していた。
初戦の試合でもジャイアンツびいきの解説者がジャイアンツは2勝はしたいなどと言っていた。
そうはならないように頑張らないとと思っていたが、蓋を開けたらドラゴンズの3連勝
だったということだ。接戦は昨日の試合くらいで、今日も一昨日も圧勝だった感じだ。


その昨日の試合、落合の退場に関して、あの場面を審判は見ていなかったという主張だったようだ。
ビデオで見る限り確かに離塁が早いようには見えるが、この程度なら誤審とは言えない
だろう。落合はそれ以前に審判が見ていないと思わせるものを感じたのだろう。
それから今年から抗議で5分以上試合を遅延させたら、退場になったそうだ。
全然知らなかった。落合は認識していたようだ。結果論としてはそれでチームが燃え、
見事な逆転勝ちだったわけだ。


あの8回のドラゴンズの攻撃はジャイアンツ弱すぎ!と心で叫んでしまった。
ノーアウトから出たランナーは生かせず、次のバッターがダブルプレーとなってしまう。
イヤな局面だ、なのに2アウトから次のバッターに四球。満塁からのタイロン・ウッズ
対する攻めも2ストライクを先に先行したのに、その後全く意味のない外角への外し球。
タイロンウッズなんてボールになる変化球が決まれば空振りに取れるのに、その後も
明らかなボールで2−2となり、結局、ストライクを取りに行かなくてはならなくなった球が、
ど真ん中のコースに来て、逆転タイムリーを打たれてしまうわけだ。


ジャイアンツが弱い原因はキャッチャーの阿部にあるのかなと思えた。阿部はデフェンシブな
役割としては極めて弱い。フリーエージェント選手に手を出しまくった巨人の大失敗は
交換要員として小田・江藤を取られたことだろう。小田をドラゴンズが取ったのは
大正解だった。こういう考え方はあまり好きではないが、勝負ごと相手の戦力を削ぐ
作戦というのは重要だ。控えナンバー1のキャッチャーがいなくなった。阿部の不調が
即、ジャイアンツの低迷に結びつくのが、納得できるわけだ。