ちょっと焦る

我がドラゴンズ。まだまだ6ゲーム差あるとはいえ、ずいぶんとスリルが出てきた
のではないか。
数値の上では俄然有利だが、だだっと自軍が連敗して、敵軍が連勝すればあっという
間に追いつかれるとも言える。結局、直接対決でどうなるかだろう。
近づけば近づくほど、今後はタイガース側にもプレッシャーが出てくる。
今が一番つらい時期、逆に言うならタイガースは今の勢いを続けない限りは逆転は
ないだろう。まあないと思うが。


来期の日本シリーズに向けての大きなニュース。
http://www.asahi.com/sports/update/0904/176.html
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20060904i515.htm
「なんじゃこれ」という印象だ。リーグ優勝は、レギュラーシーズン1位としながら、
日本シリーズへの出場権はプレーオフを行う。こんなことをやっていてプロ野球人気は
大丈夫なのだろうか。パリーグと同じ方式になるわけだが、パリーグには興味がないので
どうでも良かったが、この方式はシーズン戦の意義そのものが失われかねないやり方だ。
今まさにドラゴンズファンやタイガースファンが感じているスリル。
来年からは1位になっても2位になっても、プレーオフには出られる。重要なのは
プレーオフ時にいかに良い調子でいるかだから、まさに今の戦いはすでにどうでも良い
ものになる。これでは3位が確保できた時点でシーズンが終わったも同然で全く面白く
ないのではないか。今のパリーグの上位3チームの争いがそんな感じ。


2位チームと3位チームがプレーオフ第1ステージとして3試合戦う。
この時点でこれらの2チームは試合慣れできる。2年連続でリーグ戦首位でありながら、
日本シリーズに出られなかったダイエーソフトバンクの結果は日程的に必然だったと思う。
プレーオフ第2ステージは5試合だが、リーグ優勝チームの特権が初めから+2勝で、
2位チームが3連勝した場合のみ逆転優勝くらいで良いだろう。


それにしてもファンはこんなのを見て面白いと思うだろうか。
プロ野球界のお偉方はファンの目線でものが全く見えてないのではないか。
現行のセリーグ体制で最後になる日本シリーズ、なんとしても日本一になってもらいたいものだ。