緑茶効果

緑茶に「長生き効果」があることを東北大の栗山進一助教授(公衆衛生学)らの
チームが確かめ、13日発行の米医師会雑誌(JAMA)に発表したとのニュース。
http://www.asahi.com/life/update/0913/009.html
自分は緑茶や紅茶は日々相当飲んでいるのではないかと思う。家では伊藤園
「おーいお茶 濃い味」を愛飲している。1日1リットルは飲んでいるだろう。
職場では常備してある緑茶と紅茶のティーパックを合わせて一日5つは使っているだろう。
逆にこんなに飲んでいて、逆にもし成分の中に体によろしくないものが入っていたら
かなりやばいのかなと心配しているくらいだ。


以前にも書いたような気がするがこういう疫学的調査は地道ではあるが重要な学問だと
考える。
この研究室はこういう研究をテーマとしているようだ。
http://www.pbhealth.med.tohoku.ac.jp/
http://www.pbhealth.med.tohoku.ac.jp/outline/index.html


今後の流れとして、今基礎医学分野でよく言われているのがオーダメード医療。
一人一人遺伝子の違いがあるのだが、この違いによって病気のかかりやすさや、
薬などの色々な治療効果が異なることが分かっている。
SNP(スニップ)というのだが、これを解析してその人にあった治療法や、病気の
予防策を講じていこうとするものだ。
http://www1.infoc.nedo.go.jp/kaisetsu/glossary/result_d.asp?no=000089
http://www.yodosha.co.jp/book/4897062713.html
個人情報などこういう調査は極めて難しいが、このSNPと疫学的結果を融合させると
今後さらに色々なことが分かることが期待される。「集団遺伝学」だの「遺伝統計学
だの言われる分野で、ちょっと数学的な知識も必要で自分からはかなり敷居の高い分野
ではあるのだが、色々なフリーの解析ソフトなども出ているようなので勉強せねば
とは思っている分野なのだ。