首の皮一枚的勝負

大阪大学の杉野教授の捏造事件の話についても書きたいのだが、明日からの阪神との
3連戦前に今日はこのネタしかないだろう。


我がドラゴンズ。阪神タイガースが強すぎる。前回、ナゴヤドームで2つ叩いた時点で
バブルは弾けたと思っていたが、その後8連勝。中日もそこそこ勝ってはいるが、
連勝されると、ゲーム差はやはり縮まっていくものだ。


今日の試合、6−1とリードしておきながら早めに先発の佐藤を見切り継投へ。
が、中継ぎ陣総崩れで逆転される。最近、中継ぎ陣は連投で疲れているので、
先発を少しでも引き延ばした方が良いのにと思うのだが。佐藤は限界だったのだろうか。
まあ、ここら辺は直に見ている首脳陣の判断の方が客観的だとは思うが、結果的に
継投は大失敗だった。フォアボールにエラーにデッドボールでは勝てるわけない。
その時点で、自分は「これで2ゲーム差だ。数字上、中日が有利なのは変わらなくても、
チーム事情を考えたら、阪神と中日の優勝の可能性は五分五分になったな」と感じた。


8回は横浜のミスにも助けられた。本当に首の皮一枚で勝ったという感じだ。
中日が勝っているはずの中継ぎ陣は現在は阪神の方が安定性が上。エラーをあるし、
バントのミスも極めて多い。


明日からいよいよ最大天王山といえる甲子園での3連戦。ドラゴンズは川上・山本昌
朝倉の順、タイガースは下柳・福原・安藤の順か。タイガース側の方が登板間隔が短く、
特に安藤は中4日になる。ここらへんが中日有利に働くかどうか。
とりあえず、初戦の川上。中継ぎ陣が登板過多になっているし、岩瀬も横浜戦で3連投。
川上には単に勝つだけでなく、きっちり完投で勝って頂きたい。またも川上は年俸
5000万の差をかけた登板と言えよう。
中日は1勝すれば良いなどと言っている解説者がいるが、とんでもない。そんなことを
考えていたら3連敗するぞ。
下位球団はすでに若手育成モード。阪神はこの後もほとんど負けないだろう。
仮に阪神が全部勝つとすると、中日は阪神戦以外の残り11試合で2敗しかできない。
この直接対決で1勝すれば4敗、2勝すれば6敗、3連勝すれば8敗できるようになる。
1勝した場合の7勝4敗というのも楽な数字ではない。2勝はして5勝6敗で良いという
ところまでなんとか持ち込みたいところだ。
万一、阪神が3連勝したらマジックは消えないが阪神が首位に躍り出る。こうなると
逆に何か波乱が起きない限り、阪神が俄然有利になってしまうだろう。


しかし、こんなスリルなシーズン終盤になるとは思わなかった・・・