どうでも良い日米野球

自分は中日ファンではあるが、他のチームの試合もそれなりに楽しむ。
が、あくまで戦術などを考察しながら楽しむのであり、新庄が人気取りな騒ぎや、
フォマンスをしても全く面白いと思わない。
ここ数年の読売巨人、金を使って弱いチームを作る方法を考察するには、もって
こいの材料だ。見ていて面白い。以前も書いたが、今年の巨人はFAでチームを強く
するつもりで取った野口と豊田が、逆に江藤、小田の放出でチームを弱くした。
この戦略は全く理解できないものだ。江藤など数年前に高い金を出してFAで取った選手だ。
広島ファンの涙もあるわけだ。江藤はこれまでのFAで巨人に来た選手よりかは、
それなりに活躍していた選手だと思う。なぜか、その選手がFA補償選手リストで
プロテクトされていないのだ。どういう方針でチームを作ろうとしているのか。
金を使ってスターばかりをとって、ファンに喜んでもらう。ジャイアンツの方針は
これで良いと思う。ならばそのスターを大切にしないといけない。今年のように無名の
若手の底上げをしていてもしょうがないだろう。
若手の底上げをしたと思ったら、今度は若手をトレード要員にして、オリックスの谷を
ゲット。今回放出される若手2人は、もう期待できないとさじを投げられたのだろうか。
谷獲得がどう出るか、これも来期の楽しみだ。谷は今年はダメだったが、これが年齢的な
ものかどうか。実績的にはとても公平なトレードとは言えず、オリックスの宮内会長と
ナベツネとの色々な裏がありそうな話に感じる。


日米野球。72年ぶりの全敗で終わったようだ。どうでも良い。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20061109-00000020-spnavi_ot-spo.html
元々読売主導の企画。中日からは福留の辞退によって選手は誰も出ていない。
それでよいだろう。名古屋とばしされる日程も中日球団としては腹が立つわけで、
中日からは選手を出さないと意地をはるものありくらいに思う。辞退者続出に対し、
ノムさんが色々ぼやいているわけだが、監督に野村を使っている時点で、
日本側のやる気も見え透いているし、野村ではわざわざ無理して出場しようと思う
選手も少なくなるのも当然に思う。こんなシーズン終了後にやっても、実力ではないわけだし、
WBCが行われた時点で、この日米野球の役割は終わったと言って良いだろう。