大学の再編

共立薬科大学慶応義塾大学に取り込まれる話。その協議が始まったとのことだ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061120it13.htm
第一印象としては大学のレベル差がありすぎるのではないかと。それでも、薬学部を
持たない慶応義塾大は自前で作る投資をおこなうよりは、既存の大学の薬学部を
取り込んだ方がてっとり速いという結論なのだろう。
まあ、これから協議ということなのが、なかなかすんなりとはいかないような気もする。
慶応は強気に交渉してくるだろう。共立薬科大がどこまで折れることができるかだ。


独立行政法人化した大学がその真価を再評価される期限も近づいている。勝ち大学と
負け大学は初めから分かっている勝負だが、今後どうなるかに注目している。
むろん、自分にとっても人ごとではない。どうなるか。


ちょっと予想していなかったことだが、独立行政法人化でもっとも厳しいのが教育大学
だろうと思っていたのだが、時期柄、団塊世代の教員の大量退職で結構今はバブルらしい。
まあ、こんなもの一時期のものでいずれまた、人気のない学部となるのだろう。
いじめや履修漏れ。学校教員の評価は高くない。もともと、教育の現場にふさわしい、
教育者が現在の教育大学で作られているのか、疑問に感じる人も多いだろう。
広い経験と知識、幅広い人材の確保という点を重視するなら、教育大学などなくして、
学校の先生は色々な学部から広く集めた方が良いのではないかと思う。