我が中日ドラゴンズ。川上、岩瀬ともそれほど年俸提示額は伸びなかったと思うし、
またそれに対して、両選手もあまりゴネなかったなという印象だ。
福留を含め両選手とも、ＦＡの権利獲得が迫っているので、ここでゴネてもあまり
メリットはないとも言えよう。川上３．４億、岩瀬３．８億はなかなかだが、来年も
同様の活躍をしたならば、いよいよ５億の大台も見えてくる。そこで大リーグ挑戦と
いうことになるのではないだろうか。最悪のパターンはジャイアンツ入りだ。
福留は越年後に初交渉らしいが、本人は４億は最低ラインと言っているようだが、
実際は岩瀬の年俸を超えるのは難しいのではないだろうか。
くどい話だが、日本シリーズでのていたらくは相当なマイナス評価だと思うし、
事実名古屋ドームで２試合やり損ねた分の興行収入の損失を考えたら、福留とて
そうはポンポンとはいかないだろう。福留自身も頭の中では分かっているとは思うが。
http://home.a07.itscom.net/kazoo/pro/pro07/off_d.htm
ずばり福留を３．６億と試算して見ると、球団の全年俸支出は３８．７８億円だ。
ちなみにジャイアンツはまだ未契約者が複数人いるが、仮に今年と同じ年俸としておくと
http://home.a07.itscom.net/kazoo/pro/pro07/off_g.htm
約４４億円。あれれ、たいして変わらないなという印象。まあ、３年連続で優勝争いに
関わったチームと、早々に戦線離脱したチームを比較すること事態変ではあるだろう。
よって、ジャイアンツはやはり高いと言える。
ただ、商売としてプロ野球をやっている以上、興行収入の大きさはとても重要だ。
来年のドラゴンズはどんな野球をやるのか楽しみだ。マンネリ化したチームの特色では
人気は高まらない。勝つことは重要だが、次々と新しい選手が出て、次々活躍する。
これがファンにとってはもっとも面白い、見たくなるチームになるのではないだろうか。
個人的には若手の打者の抜擢を期待したい。
