FAの人的補償

結局、FAで読売に行った、元ドラゴンズの門倉。その人的補償としてジャイアンツの
工藤が横浜に移籍するようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070109-00000066-mai-spo
今シーズン、この両選手がどうなるかとても見物だ。さすがに今年で44歳になる
工藤が横浜でバリバリ活躍するというのはないと思うが、去年ジャイアンツはFAの
人的補償で、江藤と小田を出して見事に填っている。代わりに誰を取ったのか思い
出せないくらい、FAで獲得した選手は活躍しなかった。
そうそう、ドラゴンズを去ったのは野口だったか。
今年も是非、同じ轍を踏んで頂きたい。まだ、日ハムの小笠原の人的補償もある。
誰になるのかとても楽しみだ。


この28人のプロテクト枠。プロ野球ファンとしては公開を義務付けるようにして頂きたい。
チーム首脳陣が誰をプロテクトすべきと考えているか、予想したり判明したりするのは
ファンから見れば非常に興味あるし、補償を受ける側のチームのファンなら、
どういう選択がある中で、首脳陣が誰を選んだのか分かるのはとても面白いと思う。
プロテクトから外れた選手が本人に分かったり、首脳陣が自分をプロテクトしなかった
云々から、チーム内でゴタゴタが生じるという懸念などから、この情報は外部には
漏れさないような内部取り決めなっているらしい。今回の工藤の件も、ジャイアンツは
先に横浜がリークさせたと、ご不満なようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070110-00000002-spn-spo
しかし、興行を目的とするプロの世界である以上、選手や首脳陣うんぬんよりも、
ファンが興味を持ってもらえる方法を選ぶのが本筋だろう。
28人のプロテクト枠と言っても新人や移籍選手、外国人は含まれないからけっして
少なくはない人数だ。
少ないとのジャイアンツ側のコメントは、相変わらずの自己中心的な意見だ。
FAで活躍できる選手を奪われる球団が、ある程度の価値のある選手を補償として
得られるのは、当然あるべきシステムだと思う。


それにしても横浜の門倉に対する評価はどうしてこうも低かったのだろう。工藤では
そんなに安い年俸にはならないだろうし、これなら門倉に1億円出しても良かった
のではないだろうか。