福留の年俸交渉

我がドラゴンズ、一人まだ決まってなかった来期年俸交渉の福留。
どうしてか分からないのだが、越年後に初交渉となった。去年最後のブログにも書いた
のだが、やはり福留は強気なようだ。
http://d.hatena.ne.jp/cell2005/20061231


球団提示の年棒は3億7000万−3億7500円あたりのようだが、少ないとご不満なようだ。
自分の査定としては岩瀬3.8億、川上3.4億なら3.6億円あたりだと思って
いるので、何故この額が不満なのか理解しづらい。球団も言っているように、去年の
福留は全試合出場は愚か、途中1ヶ月近く出場していない。特にファンから問題に感じるのは
オールスターゲームにファン投票選出されたのに、故障を理由に辞退している。
むろん、体調が万全でなかったのは事実だろうが、オールスター空け後の大活躍は
ドラゴンズファンの自分はうれしい限りだが、他の球団のファンからすれば、
こんなに調子良いならオールスター出場できただろ、と思うところだろう。
ファンを重視というより、自身の成績やチームでの活躍を重視したわけだ。
これはあまり褒められた行為ではないように感じる。後半戦の活躍自体は評価できる。
しかし、その活躍を発揮できるために、オールスターを辞退させるというチームの
理解があったわけだし、オールスターで福留に投票したファンの、オールスターゲーム
での楽しみが犠牲にもなっているのだ。
そこらへんをもう一度よく考えてもらいたい。
MVPは取れても、本当の目標であった日本一にはなれなかった。それも重い事実だ。


いずれも今後、活躍を続ける福留に対して、ドラゴンズ球団は契約続行することは
かなりきびしいように感じる。福留に限った話ではないが、要求する選手ほど
結局ドラゴンズを去らざるを得なくなる。ファンとしては寂しい限りだ。
今年の福留の主張は、そういう意味で寂しさを感じる。
福留は中村ノリではないだろうが、ノリの件もあって今の状況は年俸でもめる選手の主張が、
世間に受け入れられにくくなっている。ここで揉めても福留自身のメリットが少ない
のではないだろうか。次回の交渉で、一定の評価はしてもらえた。
と言ってすっきり印を押してもらいたいものだ。