佳境か

もうすぐ2月だ。公的な機関は例年、2月3月は何かと忙しいわけだが、今年は
3月に久々の学会発表もあるので、気持ち的にはなかなか大変だなという感じ。
年々歳をとって、元々低い記憶力がますます低下している。先週やったことが
全然思い出せなかったり、誰かに質問を受けても、はて?なんだっけとすぐに
答えられなかったりする。それでも、まだ時間を遡って考えれば、ああーあの時
自分はこう考えてこうやったんだったなと思い出すことはできる。
これが徐々にそれさえできなくなってくるのだろう。


こうなると重要になるのは「記憶より記録」ということだ。パソコンに色々まとめた
文章を入れている。それをさらにちゃんと整理するようにしなければと思うのだ。
ちょっとした思いつきでもテキストファイルの文章にしておくと、結構有効だ。


来週から結構忙しくなりそうだ。1月初めにやった実験結果。やはりさらなる再検証が
必要なので、気合いを入れてやり直しへ。
結果がネガティブであっても、そのネガティブデータから何かを見いだせるような
実験系を組みたいものだ。


年度末の予算調整の時期。毎年ほんとにアホらしく感じるのだが、公的なお金は
年度ごとに使い切らなければならない。本当に必要な時に必要なものを買うのが、
あるべき姿だと思うのだが、どういうわけかそういうシステムにはなっていないのだ。
むろん、上に立つサイエンティストの経理感覚が乏しいと、さらに無駄も大きくなる。
ここら辺はもっと考えなくてはならないところだろう。