年度末予算

2月も終わって、公的機関の予算執行はほぼ終わりに近づいているのではないだろうか。
自分のラボもとりあえず、今年度予算はほぼ使い切った状態だ。毎年、この1月・2月に
集中するのも何とか出来ないものかと不満でしょうがないのですが、道路工事と同じで、
国の予算は年度内に使わないといけないし、万一残そうものなら、「いらないのね」と
いう感じで来年度予算が思いっきり減額されます。これがおかしい。
逆に、予算を先に使って、もし年度末に急に必要なものが出来た場合、例えば機械が
急に故障した時とか、直すお金がないわけです。と言うことで、年度末まで予算は
残しておかないといけないというジレンマがあるわけです。
本当に、この年度内決算というシステムを見直さなければ、結局無駄遣いは大きく
なるのではないでしょうか。
何度もいっていますが、ここ数年の大学等の教職員の給与水準は本当に低く抑えられて
います。ただでさえ安かったのに。なのに、この部分で無駄金を使っていては意味が
ありません。行政のお役人・政治家もこの部分はもっと考えて頂きたい。


早稲田大と立命館大で研究費の不正利用だとか。記事を見る限り、立命館大の方は
結構酷い話なように感じます。
http://www.asahi.com/national/update/0302/TKY200703020307.html
http://www.asahi.com/national/update/0302/OSK200703020083.html
こういうニュースが出ると、ますます色々と鬱陶しくなります。どうしたものか。