東京大学

今日は東大でのワークショップを聞くために出張。
東大には、ある分野の教育ユニットが時限的にできいるようで、そこにいる人らが中心と
なってその分野の創意工夫を発表していた。
自分としては色々な状況が見えてきて、なかなか楽しい、刺激的な話でした。


帰り際、これはネタになるなあ、と思うようなものを見ました。
ちょうど入学のシーズンなのでしょう。東大の赤門前で新一年生と思われる子供に
着物姿の母親と思われる人が寄り添い、父親と思われる人がが写真を撮ろうとしてます。
まあ、ここまではいくらでもありそうな風景ですが、子供は非常にでかい国旗日の丸を
持たされています。そして、父親が大きい声で、
「もっと鬼が金棒を持つような感じで!」と指示していました。
えっ??自分の息子=鬼、国旗日の丸=金棒!?これで最強!?
いやはや、さすが東大です、ここまで親に期待されているのかという驚きとか、
親バカというか・・・うむ、ずばりアホかと思いました。
日の丸を持つという発想自体、小泉元総理や安倍総理石原都知事が見たら泣いて
喜ぶのではないでしょうか。愛国心を高める教育とやらが優等生には浸透してきているのでしょうか。


母親は如何にも教育ママタイプ、父親は病気か身障者なのでしょうか、車イスに
乗っています。
ここからは全く自分の空想ですが、病弱な父といつも叱咤激励してくれる教育ママの
ために、一生懸命勉強してついに東大に合格した子供なのでしょう。
しかし、今度は東大内での競争です。競争はどこまでも続きます。この子供が親の
プレッシャーに耐えられず、東大で非常に苦しい学園生活を送ることになってしまうのでは
ないかと思いました。


まあ、3流大学出の人間の妬みだと思って頂いて結構です。