「自民党議員でも分かる」

選挙が近づいている。何も期待もしていないが、投票結果に極端な偏りがないことが
理想的だと考える。以前にも少し述べたが、内閣支持率というものがどうしてあんなに
短期間に大きく変動するのか理解できない。支持するなら数年ちゃんと支持すべきだし、
そうでないなら初めから支持しないと考えるべきではないかと思う。初めは期待して、
支持していたけど、やはりダメだ、支持できないということなのだろうが、あまりにも
初めの「期待」に根拠がなく浅はかに感じるのだ。


麻生氏による「アルツハイマーでも分かる」発言。
http://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY200707190522.html
16000円と78000円の価格差についてだ。自分は初めに感じたのは、重度の
アルツハイマー病になってしまうと、その金額の違いは分からないだろうということ。
病気に対する認識が間違っている。
むろん、病気の人やその関係者に対する配慮もあったもんではない。麻生氏の
人権意識の欠如が明確に分かるわけだ。


自民党ばかり批判するのも公平ではないので、今度は民主党。「珍道中」発言だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070721-00000061-mai-pol
元の本人のブログが以下。
http://suematu.blog39.fc2.com/
ブログのコメント欄も炎上状態なのだが、「珍道中」という言葉の使用以前に
自分たちを水戸黄門に例えている時点ですでに間違っているだろう。国民の目線ではない。
募金の額に対する、記述に対しては謝罪していないのだが、100円と1000円という
募金の多寡に対する評価が行間から読み取れる。
訂正後の文面でさえ、突っ込みどころ満載だ。やはり自分たちは特権階級という意識が
野党議員であってもあると感じざるを得ないのだ。


民主党マニフェストも非常に偏りを感じる。理想は様々な政党の意思がそれなりに
混和されて、法案が作られることだろう。よって当選者数の偏りが一番問題になると考えている。