相撲

プロ野球には興味があっても、大相撲には全く興味がない。国技だか知らないが、
時代錯誤な考えや、伝統うんぬんと言われても、ピンとこないばかりか、意味もなく
反発心を感じるものだ。
最近の朝青龍問題。精神科医が変わるたびに診断が変わるのも何といい加減な話なのか
と感じる。医者の世界は普通一人の医師の診断が確定してしまうものなのだろうか。
基礎科学の分野なら一人がこうだといっても、その証拠が十分でなかったり、
論拠が不十分ならば、そこら中から批判的な意見がくるだろう。
ここら辺の風土の違いが以前よく書いた、大阪大学医学部の「下村問題」と関わって
来ているのかなと感じる。診断が本当に正しいのか。そういう議論に耐えうるだけの
根拠はない診断がほとんどなのだろう。
親方や北の海理事長の意見も、立場的な問題もあるのかもしれないが、どうも
問題を直視できていないように感じる。


いずれにせよ、これで朝青龍が復活してまた常勝の横綱になるという可能性は
極めて低いのではないだろうか。となると、協会はもう消えてくれというのが
本音なのかなと感じる。
1つのスポーツの人気を長く維持するというのは非常に難しい。今日の巨人戦。
テレビ中継がなかった。このがっかりな気持ちは去年の優勝決定戦で、中継が
なかったことを思い起こさせたが、もうそういう時代なのだろう。興味のある人だけが、
直に見に行けば良い、そういうイベントが増えていくのだろう。