α700

コニカミノルタからソニーに譲渡されたカメラ部門。待ちに待ったαシリーズの新作が
やっと、11月16日に発売されることが公表された。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200709/07-0906/


今年の初めにすでに、2機種の投入予定が報道されていたのだが、一体いつになったら
出てくるのかと思っていたのだ。
残念ながら今回の発売日決定も、うち1機種のみだ。αシリーズの中級機種という
位置づけで新開発の有効1224万画素のCMOSセンサーを使用している。センサーサイズは
一般デジタルカメラと同様のAPS-Cサイズ。予定されているもう1機種はフルサイズの
センサーが搭載されるのではと予想されており、個人的にはそちらに興味がある。
しかし、なにぶん値段との絡みがある。今回のα700も市場価格は18万円程度を
見込んでいるようだ。キャノンのEOS40Dやニコンも11月に発売が予定されている
D300との価格競争もあるだろうから、16万円くらいにはなるのではないだろうか。
それでも、結構な値。まあ、2台買うことはできないから、発売された後に十分検討して、
もう1機種の方を買うか決めようと思う。資金は用意済みだ。


αシリーズの一番の特徴はなんと言っても、カメラ側の手ぶれ補正機能。実際、α7Dを
使っていて1/6秒のシャッタースピードでも十分手ぶれの目立たない写真が撮れる。
もちろん、そのくらいのシャッタースピードとなると、被写体は完全に静止したものでないと
撮ることができないが、薄暗い場面での撮影にとって、この機能が絶大だと感じる。
だから、ソニーはこの高感度で薄暗くても取れる部分を全面に出すべきだろう。
よって、フルサイズセンサーの機種には非常に関心がある。説明するまでもないだろうが、
センサーサイズが大きければ大きいほど、受光できる光量が多くなるので、暗い場所でも
撮影が可能になる。
まあ、そちらの方は40万円くらいはするのだろうか。