郵政民営化

今日は郵政民営化の日。早速、行ってみるのだがなんとも。
何しに行ったかというと、趣味の切手コレクション。民営化記念の記念切手が
2種発行されている。
http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2007/h191001_t.html
これを買いに行こうとした。昼休みに近所の特定郵便局に行くか、仕事が終わってから
(といっても19:00までに行かないといけないのだが)、市の中央本局に行くか。
結局、19:00直前に本局に着いた。が・・・・・
2種のうち、上の方の民営会社発足記念(琳派)切手はあったが、下の民営会社発足記念(郵政史)は
すでに売り切れ。発売当日に売り切れてしまうような切手もたまにあるとは聞くが、
民営化初日にこれはアホだろう。
記念切手なんて自分のようなコレクターが主に買うわけだから、売った収益はかなりの部分が
利益になるだろう。すなわち、この切手が配達の労働力を要求することは
少ないと予想される。実際どのくらいの記念切手がストックされているのか、
どこかにデータはないのかなと思っているのだが。
郵便局としてはコレクターはおいしいお客様なのだ。その需要がまだあるというのに、
売り切れなんて勿体ない。発行数が少なすぎたのではないか。
後で、通販業者から買うと送料込みで3割くらい余計にかかる。コレクターとしても
発売されたらすぐ郵便局で買いたいのだ。


他に気づいたことが、その時間帯の窓口は今まで2人だったのが、3人になっていた。
そのせいか、行列の長さが短かった。今までいつも、この行列は不満だったので、
民営化の効果はあったかなと思った。
後はそれほど変わりはない。WEBサイトも変わってしまったので、今まであった
情報を探し直すのがちょっと面倒だが、これはしょうがないか。


今後、田舎の特定郵便局はどんどん減っていくだろうが、しょうがないだろう。
そもそも、自民党議員が田舎に無駄に金をばらまきすぎた。経済至上主義がすべてではないが、
税金が投入されている以上、その恩恵は国民に平等に分配されるべきものだ。
1つの郵便局が数十人程度の住民のためにある地域と、数千数万人の住民のためにある
地域が同列に存在することなど到底公平ではないだろう。