拾った物

拾った石油ファンヒーターの欠陥で一酸化炭素中毒で死亡した事件で、被害者側が
民事訴訟とか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080325-00000119-jij-soci
まあ、何とも言い難いが製品そのものが、製造物に対する責任とかがあまり確立して
いなかった1982年から1984年のものであること。また、廃棄物として使用不能
な可能性があったにも関わらず、それを拾って使用していたことを考えると、
これを持って製造メーカーの責任を問うのは難しそうに感じるし、またここまで
エンドユーザーに対する責任を負わされるのは、製造メーカーとして非常に厳しいものが
あるなと感じるのが第一印象だ。


実際、過失度合いとメーカ側が十分な危険性の周知や、製品の回収があれば、この事件が
起こらなかったかどうかがポイントの1つになるのだろう。
粗大ゴミを拾って再利用する人や、それを半ば商売にしている人を見かけることもあるが、
やはり正規ルートでないものを使用するデメリットは、万人が意識するべきだろうと
感じた。今後の展開に注目したい。