読売VS朝日

新聞の社説というものは、昔なら自分が購読している新聞のものしか読まないのが
普通だろうと思う。図書館に言って、読み比べなど普通の人はしないだろう。
しかし、今は各社の社説はウェブサイトから見ることができ、読み比べることには
なんの苦労も必要ない。アドレスが日にちだけになっていれば、自動巡回で内容も
取れるわけだが、さすがにそれを防止するためか、予想できない数値がその後ろに
並べてある社も多い。


昔から、右よりな読売と左よりな朝日という構図は有名だが、読売は自分にとっては
極めて低評価の新聞社で、読捨新聞と揶揄しているわけだ。
これはジャイアンツだけのことではないのだ。朝日は朝日で問題も多いのだが。


先日の自衛隊派遣に対する違憲判決。それから少し前の自衛隊官舎でのビラ配りの
有罪判決。
どちらの社説も自社の思想を押し通すために無理矢理書いている。
その中でも読売は本当に酷すぎる。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080417-OYT1T00786.htm
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080412-OYT1T00589.htm
読売は書いてあることが支離滅裂だ。
ビラ配りお断りの記載があるにも関わらず、そこに立ち入って配布したのを有罪と
するなら、ピザ業者は全部摘発されるだろう。証拠も明白なわけだ。
論調に無理がありすぎる。


各社、論調を比較するサイトも出ている。
http://mainichi.jp/select/opinion/watching/
こういう様々な意見を比較することが極めて重要と言えるわけだ。
サイエンスも仮説と真実。この関係は時間とともに変わる物だ。何でもかんでも、
答えを急いで出すとろくなことにならない。