先の暗いドラゴンズ

期待どおり巨人は日本一になれず。
原監督のWBC監督就任を先に決めておいたのは、読売グループとしては大正解だっただろう。
この後、決めるとなれば西武渡辺監督がやるべきという意見が出てきただろう。
原の采配もいまいちだと感じるがどうなるか。


さて、ドラフトも終わり、これで今年のプロ野球行事はほとんど終わったといえる。
後は問題のFA流出。川上の転出は確定的だろうが、問題は巨人に行くかどうか。
川上の言動の報道を聞いていると、川上自体どうやら大リーグでやる自信がないように
感じる。正解だろう。中4日で登板できない投手は大リーグでは使えない。
今年のクライマックスシリーズ、結局、鍵になったのは、ジャイアンツとの第2戦目、
ドラゴンズがぼろ負けした試合だったように感じる。初戦で勝って、その勢いを持ち越し
つつ、ジャイアンツの勢いを付けないようにするためには、ぼろ負けはまずいし、
どんどん勝ちを狙うべきだった。落合の采配なら、中4日で川上かなと思っていたのだが、
結局川上は投げなかった。首脳陣は無理と判断したのだろう。
ところが満を持したはずの第3戦も、結局5回でスタミナが切れているわけだ。
この第3戦の引き分けでジエンドだったということだろう。
川上は中6日くらい空けないと、本来の力が発揮できないようなのだ。
となると、国内で一番、金を出すジャイアンツという可能性も高い。むろんそうなれば
川上ももう「終わり」ということになるわけだが。
荒木・井端も基本的には残ってくれそうだが、将来的なものも含めてどうなるか。
ウッズの退団も代わりに取る助っ人の目処は立たず。先が暗いと感じる。