田母神問題

言論の自由というのは戦争直前あるいは戦時中、その動きに反対したものがひどい
仕打ちを受けたことに対し、戦後の日本が反省を込めて作られた日本国憲法の中でも
重要な項目だ。田母神は逆の意味で言論の自由を訴えているのだからアホとしか
言いようがない。このような人物が軍隊で無いはずの自衛隊で、国際平和のために
機能しているとは到底思えない。
侵略戦争を反省した上での国際平和のための自衛隊の存在こそが、日本国憲法下で
唯一許される方法なのではないか。
防衛省の上層部にこのような思想を持った人間が存在していること自体、国として
恥ずかしいことだ。


ネット上にはいわゆるネット右翼と称される連中の組織的な書き込みが見られるようだ。
田母神がそれをよりどころに自分の思想は支持されている、マイノリティーではない
と主張している訳だから、本当に愚かだ。


アパグループも本来の業務と全く関係のない懸賞論文などどんな意図を持っているか
だいたい予想付くが、叩けば防衛省との汚職がいくらでも出てきそうだ。
97人もの自衛隊員が応募していたなんて、まさに金ばらまき機だったのではないか。
http://www.asahi.com/national/update/1112/TKY200811120367.html
この件はじっくり時間をかけて調査すべきだ。田母神氏は猛省すべきだろう、
もし開き直りが許されたとしたら、ほんとにとんでもないことになるだろう。