失速

実態経済がどんどん悪化しているようだ。
株価はもうすでに相当下がっているが、ここからは実態経済が続くと言うことだろう。
トヨタがどうこうとマスコミは言っているが、余剰金のたっぷりある企業は焦ることはない。
問題はこれまで、自転車操業的、借入金の依存度の高い企業だろう。
銀行の貸し渋り貸しはがしなどが問題となっているが、借入金依存度の高い企業が
そのようなことをされたら、一撃即死の経営破綻となる。現状の営業収支が、
黒字か赤字かは関係がない。恐ろしい話だ。


基礎研究に回る研究費もかなり厳しくなってくるように感じる。
そもそも、いざなぎ景気超えした好景気の時期に、何ら赤字国債を大幅に減らす手を
打たなかった小泉政権時の自民党。今後大きなしっぺ返しを食らうことになるだろう。
国自体が一撃即死の状態とも言えよう。