麻痺しつつある新型インフルエンザへの対策感覚

旅行先の東京都内で新型インフルエンザ感染が確認された奈良県の男性が、
発熱などの症状があるにもかかわらず「自宅療養」のため、新幹線に乗って
県に戻っていたとの件。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090620-00000538-san-soci
感染者の自宅療養が可能に変えられて、このように感染が分かった場合、
そこまでの帰宅をどうするかが当然問題である。
公共交通機関は使わないのが原則であり、これは避難されて当然だろう。
感染者が増えるほど指数関数的に感染者が増えうる。もう感染者は広まって
いるからではなく、たえず感染者を増やさないようにする努力が必要だ。
以前から書いているが、感染者の多い地域に遊びで渡航するのは強く自粛すべきだ。
未だハワイで感染してくる人が多い状況を非常に危惧している。
マスクの効果は疑問だが、ちまたでもマスクをしている人の数は激減している。
感染者が発生した自分の住む地域も同様だが、スーパーマーケットでは相変わらず、
くしゃみや咳で平然と飛沫をまき散らしている人がいる。その度に睨み付けているのだが。
警備員にこういう人に注意を与えるようにさせるくらいの方針を、県や市は出すべきだ。
自分が住む地域の発生がその後どうなったか、市の広報はその後ない。
全体的に新型インフルエンザに対する対策の感覚が慣れによって麻痺しつつ
あるのではないか。