国母問題

バンクーバー冬季五輪が始まった。
成田空港を出発する際、服装に乱れがあったことを発端にした国母問題。
問題は服装というよりも態度そのものだろう。指摘された会見でも、反省した態度は
なかった。それが原因で事態を深刻化させてしまった。全くアホだと思う。
結局、橋本聖子の判断で出場こそできるものの、自分としては代表取り消しを含めた
厳しい判断があっても良かったと思う。
事業仕分け作業でも話題になったが、五輪選手の強化費は国民の税金でまかなわれている。
国費を使って育てられた、公人として国の威厳をかけて出場するわけだから、そこに
人間的に問題が明らかにある人が含まれているのはおかしい。
国母は前回の五輪の時にも問題を起こしているようだ。
前回の五輪で印象に残っているのが、成田童夢とやらが、自分の競技の失敗に対して、
罵声をはいた。あれはほんとにみっともなかった。
スノボード関連の競技はこんな奴ばかりだとしたら、やはり連盟に何らか問題が
あることは間違いないだろう。結局、出場はすることになったが、組織にあり方として
大きな問題を呈したと言えよう。
また、強化費の削減の非常に良い理由を作ってしまったわけで、当然財務省はここを
狙ってくるだろう。