ボーナス

今年のボーナスは去年よりかなり減額。
公務員制度改革のあおりを受けて、年々収入が減っている。県職員みたいに
元々ちょっと多くあった人らなら、まあそうなるのも現在の流れからはしょうがない
のかもしれないが、自分らは元々少ない収入だったのに、同じように下げれる状況。
これは到底納得しがたいものだ。
自分は就職の際、今の職は給与が一番悪いことは覚悟の上で選んでいる。
しかし、実際ここまで悪いとは予想していなかった。
よほどの自分特有の価値観がない限り、わざわざそんな道を選ぶ人は極めて限定的だろう。


自分の話は別にして、この状況では優秀な人材が公務員にならず、民間などに
流れてしまう。その結果、国がどうなるか。結論は容易に予想できることなのに、
何故か、マスコミも政治家もその議論が全くなされない。
これが先を見ていない現在の風潮そのものだとつくづく呆れる。


自分の方はその安月給の中で、自分の価値観は決まっている。組織の歯車にはならない。
自分の興味あることを中心に進める。やりたくないことははっきりつまらないから、
やりたくない、あるいはやる意義が薄いことを明確に主張する。
その中で色々議論が進んで、自分に興味を感じるようにさせるのが、自分に仕事を
頼む人の仕事になるのだと思う。
組織から見れば、疎まれる人材かもしれないが、どうせ安月給で昇給の糊しろは少ない。
そのくらいの勝手にさせてもらうと言う心意気で、今後の仕事に励んで行きたいと思っている。